というわけで、試乗車はイメージカラーでもあるダークグレー・メタリックの「2.0STI Sport」。

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(スマホで撮影)

もうですね、動き出した瞬間から違いがわかるレベルです。

まずは悔しいかな、 2.0リッター直噴ターボ「FA20」は最高のエンジンだと改めて思い知らされました。

1.6リッターでも十分ですが、2.0リッターと比べてしまうと物足りなさを感じてしまいます。


そして一番の注目点であるS207と同じ『DampMaticII』を採用した足回りは、ある程度の硬さは感じるもののそれ以上にしなやかさを感じます。そして例のリヤのふわふわ感はありません。

さらに交差点をスッと気持ち良く曲がれることに驚かされました。『ステアリングギヤボックスクランプスティフナー』ってやつが効いているのか、ノーズがスッと入っていきます。(1.6リッターモデルと2.0リッターモデルの4WDシステムの違いもあるかもしれませんが)

最初からこの味付けにしてくれれば、何も文句は言わないのに…

ディーラーの周りをぐるっと走るだけの短い試乗しかできませんでしたが、それでもハッキリと違いを感じることができました。

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(画像はイメージです)

ボルドーカラーの内装は落ち着いた色合いで、特に違和感は感じませんでした。

ステアリングは同じだと言ってたけど、革が違うように感じたのは気のせいだろうか?

細かいところでは、ドアがスムーズに(ぬるっと)開閉することに気づきます。おそらくA型とは違う部品が採用されているのではと推測します。


結論として、まるでひとクラス上のクルマになったと言っても過言ではありません。


レヴォーグの購入を検討されている方には、予算が許せば「STI Sport」を、特に2.0リッターモデルをおススメします。

SUBARU LEVORG STI Sport