米有力消費者情報誌『コンシューマー・リポート』が、自動車ブランドの2019年版総合ランキングでスバルを1位に選んだことを発表しました。
スバルは個別の車種でも、「フォレスター」が小型SUV、「アセント」が中型(!)SUVで『10 Top Picks』ベストカーオブザイヤーに選ばれています。
ASCENT
【ニューヨーク=時事】米有力消費者情報誌「コンシューマー・リポート」が21日発表した自動車ブランドの2019年版総合ランキングで、昨年7位だった「SUBARU(スバル)」が他メーカーの高級車ブランドを抑え、初めて首位となった。スバルは米国で昨年発売した「アセント」などスポーツ多目的車(SUV)の信頼性や顧客満足度の高さが評価された。
前年トップだった韓国・現代自動車の高級車ブランド「ジェネシス」が2位。3位は独フォルクスワーゲン(VW)の同「ポルシェ」(前年5位)だった。
日本勢では他に、トヨタ自動車の高級車ブランド「レクサス」が5位、「マツダ」が6位、「トヨタ」が9位に入った。「ホンダ」と「日産」はそれぞれ13位、21位だった。
電気自動車(EV)の「テスラ」は前年の8位から19位に大きく後退。新型セダン「モデル3」の所有者から内装の取り付けやガラスの欠陥に関する不満が寄せられたことが響いた。
FORESTER
ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、米誌『コンシューマー・リポート』は非営利の消費者組織が発行しており、公平で厳しいレポート内容から特に自動車のランキングで悪い評価を受けるとアメリカでまったく売れなくなったりします。
ちなみに日本車では他に、トヨタ「ヤリス」が小型車、「カムリ」のハイブリッド車が中型車、「アバロン」のハイブリッド車が大型車、「プリウス」がハイブリッド・電気自動車でそれぞれ選出されています。